のり付きクロスを購入する場合の注意点、超重要

内装仕上げ工事

DIYでのり付きクロスを購入する場合、クロスの両端に貼ってあるテープに注目してください。

カッターを使い重ね切りする場合、左に下敷きテープ、右にカットテープが一般的です。下地を切ってしまうとジョイント部分が壁に付きません。

下地を切らないよう下敷きテープを使うのが、クロス屋さんの一般的な常識です。

ですが市販されている、のり付きクロスにはどうも、下敷きテープがセットされていないようです。ここはすごく重要な事なので購入前に要チェックです。

私たちクロス屋でさえ下敷きテープなしでは、とても重ね切りでは施工できません!

 

 

壁紙クロス右側カットテープオレンジ。左側下敷きテープ緑
クロスは右から左へと貼って行くので、左に下敷きテープ 右にカットテープを装着すると下敷きテープ側が常に下となり、
上に重なるのはカットテープなので下のクロスを汚しません。

上の画像は左に極東のSPセーフティテープ35㎜(下敷き)をセットしています。

右側は、乾燥防止と重ねた時の汚れ防止カットテープになります。

上記画像は天井用に下敷きテープの位置を少しずらしてあります。今回は割愛させて頂きますが次回、クロス機の話とともに詳しく説明したいと思います。

この情報を発信しようと思った経緯

 

知り合いからの電話で、のり付きクロスを買ったのはいいが、とても自分には無理と頼まれて行くことになりました。

 

到着するとジョイントが見るも無残な状態で、クロス両端にセットしてあるテープはカットテープでした。

 

この場合下敷きテープの代わりにはならないので、カットテープを剥がしながら、かつ下敷きテープを入れながら作業を終了しました。

 

 

クロス両端テープの役割

カットテープの役割はクロスの耳(端)を乾燥させない。重ねた時に下になるクロスを糊で汚さないための物です。

カッターを使わずジョイントどうしを突き付けて貼る場合は、下敷きテープの必要がないので両端に色違いのカットテープをセットし、色でクロスの方向を判断します。

下敷きテープは強靭な糸を縦横に組んであり、カッターの刃が当たっても下地が切れない仕組みになっています。もちろん強い力を加えれば切れてしまいますが。

 

購入の際は下敷きテープを入れてもらう方がジョイントの浮きを抑える事が出来ます。下敷きテープはカットテープに比べると10倍ほど高くなりますが必須テープです。

 

 

下地が切れるとどうなるのか

下地を切ってしまうと早ければ当日からジョイントが開いてきます。時間の経過とともにどんどん開いてきて見た目が非常に悪いです。下記の画像をご覧ください。

クロスジョイントが時間の経過とともに開いています。うっすらと見えるパテ跡を見ると素人仕事というのが見て取れます。

この画像を見ると、施工方法に2つの問題点があります。

 

1つは下地が切れてしまい、クロスジョイントが開いてきた。

解決策は、下地を切らぬよう下敷きテープを入れます。

 

2つめは、パテ上にジョイントがある。パテにクロスは付きにくいです。

解決策は、パテ上にジョイントが来ないようにずらして施工します。

 

2の、パテ上にクロスが貼り付きにくいとは、クロスを剥がすさいにパテ上のクロスの裏紙が浮いているところをよく見かけると思います。

パテの上に限らず、よく張り付いているところと、浮いている部分があります。

 

この浮いている部分に、ちょうどクロスジョイントが来て下地を切ってしまうと、裏紙にクロスは付きますが、元々ボード面から浮いた状態なので理論的に付きません。

 

浮いていないところでも切ってしまうと、乾燥して張り付いてた糊が新しく貼るクロス糊の水分で溶けて浮いてきます。

 

クロスは乾燥する時縮むので、引っ張られた状態となりジョイントが開きやすい状態になっています。

裏紙が切れてしまった場合、なんの抵抗もないのでパックリと、リジョイントが開いてくるのです。

 

 

室内のあちらこちらで、この画像のような状態になると生活していて気持ち悪いはずです。購入前にしっかり確認してからの購入をお勧めします。

またこの状態を放置すると開きは時間の経過とともに拡大して行きます。

 

 

 

 

 

 

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